いまここ

ひとつのWordPressにマルチサイトを作成する

こんにちは、

かぴぱらさんです!

 

本日は、ひとつのインストールしたWordpressのもとに、

複数の子サイトを作成する方法を解説します。

今回も、CORESERVER(コアサーバー)を使っている場合の方法ですので、

他のサーバーを使っている方は

この方法が使えない可能性もありますので

ご了承ください。

また、ひとつ注意点があります。

それを、今回の記事の一番最後に記載しています。

その内容を充分に納得した上で、

この作業を行ってください。

何か問題が起こった場合も、私は責任を負えませんので!

 

では、早速解説します♪

まずは、Wordpressのフォルダ(ローカルPCにあるフォルダ=アップロード元)の、

wp-config.php ファイルをテキストエディタで開きます。

そして、どこでも良いので、下記文言を追加します。

define (‘WP_ALLOW_MULTISITE’, true);

これは、Wordpressのマルチサイト機能を有効にします、という定義です。

マルチサイト機能有効化

 

FFFTPを使用して、

このファイルをWordpressがインストールされているフォルダにアップロードします。

マルチサイト機能有効化2

 

次に、ダッシュボードの

「ツール」 → 「ネットワークの設定」をクリックします。

他のプラグインが動いている場合、下記のような警告が出ます。

「プラグインを停止」のリンクをクリックして、プラグインを停止してください。

(リンクをクリックしたら停止します)

※作業終了後に、プラグインをまた有効化してあげてくださいね。
マルチサイト機能有効化3

再び、「ツール」→「ネットワーク」をクリックすると、

下記のような画面になります。

ネットワークのタイトルとご自分のメールアドレスを入力して、

「インストール」ボタンを押します。

 

マルチサイト機能有効化4

 

その後、下記のような指示が出ます。

まず、Wordpressのローカルフォルダ(自分のPC内のWordpressの入っているフォルダ)で、

wp-config.php と.htaccess (またはhtaccess.txt ←サーバーにアップロードしてからファイル名を .htaccessに変更する場合)

のコピーをとって、バックアップ保存をしておきます。

これは、必ず。

なぜかというと、一文字でも間違えると、Wordpressが動かなくなる可能性があるからです。

絶対忘れずにバックアップをとっておいてください。

バックアップのファイル名は何でも良いと思いますが、自分の分かりやすいファイル名にしておきましょう。

※xxx1.phpとか xxx2.phpとかだと分からなくなるので、

xxx_backup20140105.phpのような、2014年1月5日のバックアップということが分かるファイル名が

望ましいと思います。

wp-config.phpファイルには、「/*編集が必要なのはここまでです」 と書いてある文章の「直前」に

下記内容をコピーして貼り付けます。

define(‘MULTISITE’, true);

define(‘SUBDOMAIN_INSTALL’,false);

define(‘DOMAIN_CURRENT_SITE’,’xxxx.com’);

define(‘PATH_CURRENT_SITE’, ‘xxx’);

define(‘SITE_ID_CURRENT_SITE’,1);

define(‘BLOG_ID_CURRENT_SITE’,1);

※上記の’xxxx,com’と’xxx’は、それぞれのサイトで違うので、ご自分のダッシュボードからコピーしてください。

マルチサイト機能有効化5

マルチサイト機能有効化6

また、.htaccess(サーバーにアップロードしてからファイル名を .htaccessに変更する場合は、htaccess.txt)ファイルには、

下記内容をコピーしてください。

元のファイル内に記載がある場合は、書き換えます。

(ご自分のダッシュボードと違う場合は、ダッシュボード優先)。

RewriteEngine On
RewriteBase /blog/
RewriteRule ^index\.php$ – [L]

# add a trailing slash to /wp-admin
RewriteRule ^([_0-9a-zA-Z-]+/)?wp-admin$ $1wp-admin/ [R=301,L]

RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} -f [OR]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} -d
RewriteRule ^ – [L]
RewriteRule ^([_0-9a-zA-Z-]+/)?(wp-(content|admin|includes).*) $2 [L]
RewriteRule ^([_0-9a-zA-Z-]+/)?(.*\.php)$ $2 [L]
RewriteRule . index.php [L]

マルチサイト機能有効化5

 

マルチサイト機能有効化7 htpaccess

 

 

htaccess.txtファイルで変更を行った場合は、

アップロード後に名前を .htaccess に変更します。

 

024 htaccessを変更する3

 

 

ログインして、ダッシュボードに入ります。

「サイトネットワーク管理者」という項目が追加されています。

「サイトネットワーク管理者」-「ダッシュボード」をクリックします。

マルチサイト機能有効化8

 

新しいサイトを追加したい場合、

「新規サイトを作成」をクリックします。

 

マルチサイト機能有効化9

 

サイトのアドレスと、サイト名、ご自分のメールアドレスを入力して、

「サイトを追加」ボタンをクリックします。

マルチサイト機能有効化10

 

以上で子サイトが一つ作成されました。

WordPressのプログラムは一つ。

親が一つ。

その下に子供が一つあるイメージです。この方法で新規作成すれば、子供が沢山増えていきます。

 

< 注意点: マルチサイト機能を使う場合に不利となる点 >

マルチサイト機能は、サーバーの容量に制限がある場合、

いくつものWordpressを導入せずに済むので有効といえます。

が、親サイトでのWordpressの設定などに何かしらの問題が発生した場合、

子サイトのWordpressサイト「全て」に問題が生じます。

また、この機能を入れることにより、一部のプラグイン機能が使えなくなったり、

一度、「ネットワーク管理画面」という画面に移動しなくては、

今まで行っていた作業が行えなくなるので、非常に面倒くさいです。

WordPressの設定ファイルは、少し書き間違えただけでも

WordPressの画面が全く閲覧できない結果になることもあります。

ですので、こういった設定作業が得意でない方は、

なるべくマルチサイト化をするのではなく、

一つのサーバーの違うフォルダや違うサブドメインに

複数のWordpressをインストールすると良いと思います。

サブドメインの作成のしかた(valuedomainを使用)とWordpressのインストールについては、

後日記事を追加しますね^^

 

By かぴぱらさん

 

 

 

いまここ