明日は七夕☆
七夕にまつわる中国のお話を紹介しますね。
【七夕伝説】
天帝の娘は織女(しょくじょ)と呼ばれ、とっても美しい天女でした。
織女は天帝から機(はた)を織るように言われ、
天の川のほとりで毎日機織りを一生懸命していました。
織女が織る機は、とても美しく、様々な色に光り輝いているのでした。
あるとき、
天帝は、年頃になった織女をかわいそうに思い、
天の川の向こう岸に住む牽牛(けんぎゅう)という働き者の若者と、結婚させてやることにしました。
こうして二人は結ばれ、幸せな生活が始まりました。
しかし、幸せの中に身を任せたあまり、織女は機を織るのをすっかりやめてしまいました。
これを見た天帝はとても怒り、二人を引き離すことにしました。
織女は泣いて泣いて天帝に頼んだところ、
年に一度、7月7日だけ天の川を渡って、二人で会うことを許されたのだそうです。
そして今でも二人は、織姫星と牽牛星(彦星)として天の川のほとりで輝いているのだそうですよ。