いいものを買いたい。安く買いたい。
人のお金に対する姿勢を見ていると自分には基本的にはそのような姿勢があると感じています。
たいてい殆どの人は、自分の手持ちのお金でものを交換するならよりいいものを交換することを望むように見えます。
そして思ったよりいいものだったら得した!と喜び、期待程のものでなければがっかりします。
アタリマエのこと言っているとか思わないでくださいね。
そして安くも交換したがります。時々あるものを安く売る機会、要するにセールがあれば喜んで飛びつき人によっては必要もないのに安いという理由でものを買ったりします。
ガソリンが数円安ければそれを買う時間や労力を無視して遠くのガソリンスタンドにでかけ喜んでガソリンを入れたりします。
自分の実体験と世の中を見聞きする限りでは、人はいいものを買えば、安く買えば、どうやら得したと思うようでそういうことをしたがる、そしてわりとそれが”本当に自分に合っているか”の視点はわりとおざなりにされるというのが今のところの結論です。
そして同時に多くの人は得したがりです。すくなくとも損したがりの人はあまり見ないです。
まあたまに、高いものを買いたがる人もいるみたいですね。
安く買いたい人には不可思議に見えるかもしれないのですがそこには”良いもの=高いもの”が成立しているように見えます。
高いからこれはいいものだ。あるいは、高いものを買える自分はいいものだという価値観がありそうです。
悪いものを買いたがる人は、安いことが理由にからめば結構いると思いますが悪いものってところが理由になることはないような気がしてます。
当たり前の話的なものですが”投資やお金について考える”というスタンスでここでひとつの締めを
あなたの身体にはいいものを買いたい。安く買いたい。というプログラムがインプットされているようです。
それに振り回されていませんか?飛びついてませんか?
それが”一歩立ち止まって考えて”それでもそれはいいものですか?安いものですか?
さてこの考え株式投資においても役立ちそうです。
要するに”人はいいものを買いたがる。安いものを買いたがる。”なんです。
そして、投資の世界は人の買いたがるものが値上がりする世界だし、人の売りたがるものは値下がりする世界なんです。
そうだとした時あなたの取るべき姿勢が見えてくるはずです。
すなわち、いいものを買う。あるいは将来いいものを買う。そして安いものを買う。(将来安くなるものは買ったあなたが損するから避けてください)
そのような姿勢が王道なのではないかと感じています。
自分だけでなく他の人にとっても良いもので安いものならそれはきっと他の人も欲しがり値段が上がっていく(より高いお金を出しても人が買いたがる)のではないんじゃないでしょうか?
だってそれは人にインプットされた容易には逆らえないプログラムなんだから。
会社ならいいものいい会社とは何なのか?安いものやすい会社とは何なのか?
そういう視点はとても役に立ちそうですよね?
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