心のストレスと声について

 

わたしが20歳になったばかりの頃、のどの痞え(つかえ)を感じて病院へ行きました。

 

大きな大学病院の耳鼻咽喉科に行き、細い管のカメラで、喉の奥を診察。
異常はなし。

 

いろいろと診察、話をしていくうちに、ストレスによる喉の違和感と診断。
精神安定剤を処方され、飲んでいました。

 

その当時、わたしは自分のこれからの人生について考え、
勤務していた仕事(音楽スタジオ)での人間関係や仕事内容に疑問を抱き、
発散できるところもなく、悶々とした日々を送っていました。

 

そして、ある日、喉が痞える感じになり、声が出しにくくなりました。

痛みは特になく、とにかく声が出しにくく、詰まってしまうのです。

それで、しばらくして通院に至ったわけです。

 

処方された精神安定剤は、飲むと体のだるさや気分の重さを感じることが多く、
次第に億劫になり、飲み切る前に止めてしまいました。

 

ストレスからの痞えと診断されてからは、
原因がわかったことが良かったのか?安心したのか?
症状が次第に改善されて行きました。

 

 

声と心って、関係性が深いのですよね。
精神的に緊張状態が続くと、声が小さくなったり、震えたりするものです。
ショックが大きいときは、声を発することが出来なくなったりもします。

 

ストレスフルな現代を生き抜く中、どうか皆さんもご自愛くださいね。

 

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