過去から現在の先にある延長線

自分はあまり予測はしません。
することもありますがあまりあてにならないかな?と感じてます。

自分はいろんなもの未来を当てるようなものでもうまくいっている人は予測してないなと感じてます。
そしておそらく株式投資あるいはトレードで利益を出すために予測して当てる必要はないだろうというのが今のところの結論です。
もっとも広い知識と深い洞察で未来は当てられるかもしれないとは感じてますが、基本ハードルの高そうな行為なので自分はあまりやろうと考えていません。

時に台風というものがありますよね。
天気予報で台風が来るとか予想がでますが、あれの進路予想はすごく難しいそうですね。
けどあとから見ると台風の進路は多くの場合基本まっすぐなことが多いと感じます。
時々は風の影響かいきなり曲がってあさっての方向に向かったりしますが、曲がっている時よりは真っ直ぐ進むほうが多いですよね。
いきなり後ろに向かうなんてことは殆ど無いんじゃないでしょうか?
台風はいきなり曲がることもあるけど傾向としてはずっと前に進むことが多いと言えるんじゃないでしょうか?

株価や業績もつまりそんなもんなんじゃないかと感じています。
基本はまっすぐ。株価が上がりつづけているなら基本はまっすぐそのまま。業績が上がり続けているなら基本はまっすぐそのまま。
いきなり曲がることもあるけど傾向としてはまっすぐ行くことの方が多い。
それはある意味当たり前で曲がるためにはまっすぐ行くよりパワーが必要なんじゃないかと思うんです。
株価で言うならここ数年は右肩上がりだし、業績だって赤字と黒字を毎年繰り返すなんて会社よりはるかに黒字は数年続く会社が多いし、赤字になればなかなか次の年に大儲けなんてことにはなりません。
もちろんそれはマイナスの傾向も続くということです。プラスとマイナスは代わりばんこに来るんじゃなくてある程度まとめてくることが多いと感じてます。

自分はあまり予測はしません。
自分が何をしているかというと、傾向は変わらないという前提のもと、過去から現在の先の延長線上に未来を置くことです。
そこにパワーがかかり傾向の変化が起きなければ、業績は伸び続けるし、株価は上がり続けるでしょう。
そして延長線上の未来をおいたあと傾向が変わるかどうかに気を払いつつ傾向が変わってしまったと考えたら、あるいは傾向は変わりそうだと考えるなら判断を変えるというわけです。

他には自分の場合、これは予測の範疇になると思いますが、傾向が変わるとするなら何をもって傾向が変わるだろう?そしてそれはどのくらい起こる可能性があるだろう?と考えます。
例えば自分は武田薬品を持ってました。それは株価を上げていましたが撤退しました。武田というか製薬業界自体の評価が実態以上に思えて今に傾向が変わると思ったからです。
その判断から半年あまり経っていまのところ、株価は上がる傾向が続いてますね。
自分の予想は外れましたが、傾向は変わりにくく変わるのにはパワーが要るという事は読み取ってもいいかもしれません。

あえてしつこく予想しますが製薬業はあまりにも評価が高くなりすぎたので今まで株高になっていた傾向は変わります。

当たるかもしれないし当たらないかもしれませんが、今のところ自分の予想は外し続けています。
傾向が変わるなんて予測はなかなか当たらないものです。
大抵は傾向は続くから。そして続くからそれは傾向なのです。
どっちでもいいです。
大切なのはどっちでも大丈夫というふうに準備することですので。
といいつつ自分は守ってない部分あるんですけどね。傾向が変わると大丈夫じゃないもの実はあります。

最後にもちろん傾向とするならある程度以上の事実の積み上げが必要かと思います。
2日連続で株価があげたからそれは傾向だとか二年連続黒字だからそれは傾向なんてやると怪我することも多くなると思いますよ。

そこに傾向はありますか?
傾向が変わらないなら過去から現在までの延長線上に未来がありそうじゃないですか?
傾向が変わる予測はあまりあてにならないようですよ?

という順張りをやたら加飾して話しただけのお話でした。

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