お金って道具です。
と、私は考えています。
人によってはお金に道具以上のイメージを抱いている方も多かろうという印象を受けてまし、自分も時々はそのようなお金に翻弄されることもあったり無かったりですがやはり自分の考え上の定義で行けばお金は道具以上でも以下でもなく道具そのものです。
とても便利で力強い道具ですがどう考えても道具です。
道具は目的になんないんだよ!自分の目的はノコギリですとか意味不明だよ!とか力説してしまいそうですがそれは置いといてそんな強力な道具であるお金ですが道具であるからには役割、機能。
つまりは使い道があるということです。
そして某漫画ではありませんが使えない使わない道具はゴミなんです。
では、そんなお金の使い道、どんな使い道があるの?そしてお金ってどんな存在なの?を考えてみましたというお話です。
多分以下しかありませんというか気付けていません。他にあると気づかれた方はブログトップからいけるTwitterなどで教えてくれたら嬉しいです。
お金の役割と機能
・交換
・蓄積
・増殖
・計測
交換
お金は色んな物と交換できます。衣食住、娯楽、時間、スリル、安全安心、知識情報、会社不動産、芸術品、人の関心等々思い浮かべてみればきりがありません。
ひとによっては買えぬものなどはないと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。お金さえあればなんでもできる。そう感じられる方いらっしゃるかもしれません。
そしてものを交換できることは確かにすごい力です。その力は人を幸せにも豊かにも不幸にも貧乏にもしてきました。
そしてこの交換が一番最もっとも重要な機能でしょう。この機能がなければ蓄積増殖も意味のないものとなります。使うことのできないものをためても増やしても意味がありません。
蓄積
お金は貯めておけます。魚は獲っても置いておけば腐るものですがお金は基本腐りません。ためて減らさずとっておけます。
財産が毀損することを防げますし、何かのためにとっても置けますし、貯めることによって背丈の高い交換に使うことにもできるようになります。
増殖
大きな額のお金がないと実感しにくいですがお金には増える機能があります。まとめて置いておくと増えるのです。例えば銀行の利子、お金を貸せば多くの場合も利子が期待できます。株式不動産等のものにするすなわち投資でも増えることがあります。人によってはこのお金が増える機能を駆使してそれで生活しているなんてこともあります。
実はこの増殖の機能と先述の蓄積の機能を問題視する方もいらっしゃいます。深くお考えの方は諸悪の根源とまでみなす方もいらっしゃるようです。ご興味のある方は「エンデの遺言」とか「お金の出来る仕組み」などと検索してみるとそれっぽいものが出てきます。
計測
お金は物事を測れます。通常富士山と琵琶湖を比較することは困難ですがお金を使えば例えばその土地資産の高さ、観光客の落とすお金の量、そこで働く人の経済規模等々本来比べることができないはずのものを比較できたりします。
あまり言われることのない機能ですが、この機能もかなりの力を持っていると感じています。
人によっては他の人の稼ぎで測りそれで自分の価値を測ったりしたりとこれも多くの人を幸せにも不幸にもしていると感じています。
また言いますがお金は道具です。使い主が道具に振り回されるべきではないと思います。
しかしながらお金はそのあまりの便利さにそのパワフルさに使い主を大いに振り回し時には使い主を下僕のように扱うことすら多くあると感じています。
お金の使い主として満足に道具を使いこなすにはやはりその道具はどんな存在なのかを知っておくべきだと考えています。
その道具が何の道具なのかを知りその使い方を知るなら振り回されることは少なくなるでしょう。
このように考えることはそのための一歩なんです。
あなたにとってお金とはなんですか?
あなたが使うお金の事をあなたはどれだけ知ってますか?