おそらく株式を1000株かったとすると買うとき多くの人はこんなことを思うんじゃないでしょうか。
あと100円株価が高くなると10万円も儲かるぞ
そうなったら贅沢しちゃおうかな
それ自体は別に責めるべきことでもないですし、夢や希望を抱くことはいいことですよね?
ここまで利益が出たら売ろうって考える準備をしておくこと自体はむしろ推奨したい気分ではあります。
しかし思うことがそれだけなら片手落ちと言わざるを得ないというお話です。
利益だけ見ること、利益のみの注目することは片手落ちなんです。
なぜなら株価はコントロールできない、それは自分の思い通りにならないもの。つまり利益は自分にコントロール出来ないものだからです。
この取引で100万儲ける!と決断してもそれの実現のためにできることなんて殆ど無いんです。せいぜいお祈りする程度です。
しかも見た方向と逆方向につまり損する方向にいってしまうことすらありえるんです。
しかし実は逆の方向はコントロールできるんです。
損失はコントロールできるんです。
ここまで下がったら売るラインを決めておきそうなったら売る、会社が倒産しゼロになっても大丈夫と思える金額までしか買わない。
そうすれば殆どの場合において損失はあなたの決めた以上のものにはならないんです。
この取引で10万以上損をしない!と決断すればそれはできるんです。
もう一度言いますが、利益はコントロール出来ないけど損失はコントロールできるんです。
利益を見てもいいですがその見た利益は逆に働けばそっくり損失になるかもしれないんです。
そうなった時にその損失に耐えられますか?
じゃあ見るべきものは何でしょうか?
コントロール出来ない利益を見てコントロールできる損失を見ない。
コントロール出来ない利益なんていったらいいねぐらいにしておいて、損はここまでにしておく下げた時でもまさかの時でも損はここまでしか出ないと損失を見ておく。
さてどちらなんでしょうか?
株価が上がるとこんなに儲かる!は逆に動けばこんなに損するです。その金額を見てますか?
あなたの予想は100%当たりますか?
コントロールできない利益。コントロールできる損失注目すべきなのはどちらですか?
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