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会社の株の高い安いを判断するものさしを4つに分類

日々会社を並べて業績比較したりネットに書かれる意見など聞いてきているうちに(価格が)安い会社とはなんだろう高い会社とはなんだろう?
なんて考えていまして、それを判断するものさしはおそらくこのよっつかな?と考えがまとまってきたのでまとめます。
あくまでファンダメンタルズ的なアプローチとしての意見です。

自分が把握して整理したものさしはこんなものだよというお話です。
その会社は高いか安いかを考える際に考えるべきものさしを自分は4つ見つけましたというお話です。
もしかしたら他にもあるかもしれません。例えばブラックかホワイトかとか。
ちなみに配当優待がどれだけもらえるかなんてものさしもあると思います。これが力を持つこともそれなりにある気もしてますが、大勢には影響が出ることは少ないかな?と思いとりあえず外してます。

それぞれのものさしでどこからどこまでがこうだよってのは人によって判断考えが違いましょう。
例えば、自分は任天堂は割高と考えていますが人によっては割安かもしれません。
でも任天堂が割安か割高を考えた時に答えがつくるゲームが面白いにはならないはずです。
それを考えるなら、それは割高か割安か(あるいは、適正かわからない)になるはずです。
そしてその高い安いを考える際に以下の4つのものさしを使ってみてはいかがでしょう?
というわけで自分が見つけた会社の株の高い安いを判断するのに使うものさしは以下の4つです。

資産に対するものさし
会社は資産、金目のものをもっています。もっている資産の大きさのわりには高い安いがあります。
代表的な指標で言うならPBRとか。

収益に対するものさし
時価総額に対する営業利益でも純利益でも一株に対する利益でも稼ぎのわりには価格が高かったり安かったりします。
代表的な指標で言うならPERとか、EPSとか。

時間軸のものさし
現在に対する高いか安いかそして未来に対して安いか高いか
言い換えれば今の姿で安いのか高いのか成長した未来の姿で安いのか高いのか
代表的な指標で言うなら売上高成長率とか、利益伸長率。判断が難しいところですがROEはここに属するかも知れません。

人気や知名度やブランドのものさし
とても厄介なものさしです。知名度がある割には安い。みんな知っている、みんなが利用しているのに安いなんてものさしも存在するようです。会社に対しても業界に対しても。
厄介といったのはまず数字に現れないからです。比較が困難です。でも、任天堂あたりを安いとかいう人はたぶんこのものさしを当てていっているんじゃないかと見ています。
強いて言うなら同じような知名度人気の同業な会社を比べてみることでこの人気というものさしを使えるのかもしれません。
見方を変えればテクニカルでカバーするものがこれかも?まだ整理しきれてません。

それら(全部もしくは一部)の考慮を通過した上で
人はその会社を株を高い安い言うようです。

もちろん自分もそうです。この4つのものさしを一部または全部を使い自分はその価格の評価をしています。
高いか安いかのものさしは基本的には4つのものさしを統合する形であるわけです。

ちなみに株価の絶対値を見て高い安いいう人もいるようです。もしそうしているならこれは危険だから今すぐやめたほうがいいと思います。ネギ一本よりラーメンに入ったネギのかけらの一つが安いと言っているようなものです。当たり前です。
それらはより細かく刻まれたから安く、あまり細切されてないから高いんです。
株価という絶対値には高い安いという情報はありません。それだけではどれだけ細切されているかわからないからです。

世の中にはいろんな会社があります。
その会社を見てこれは高いか安いか考えて投資するのとそれを考えないで投資するのには天地の開きがありそうです。

ある会社を・・・
持っている資産のわりには高いよね、価格の割には稼ぐよね、そして成長しているよね。総合的には安いじゃん。
と考えて買うことには相当の意味があると思います。
そう考えて買ったとき価格の割に稼ぐ稼ぎが減ったとき、あるいは成長が止まったように見えるときがくるなら総合的には安くもなくなったという判断が下せます。
持っている資産のわりに安いよね。価格なりの稼ぎだよね、成長してないね。総合的には安いんじゃね?
と考えて買った会社なら稼ぎが増えない事はあまり問題になりません。金目の資産が減るようなことにならないかぎり逃げないという判断だって下せます。稼ぎが増えなくてもやっぱり総合的には安い判断は変わらないはずだからです。

そして高い安いのものさしを通過した上で安いものを買わなければならないということもないはずです。
高いものを買うことは決して意味のないことではありません。
高いものにはいいものや継続して人気のあるものなどが多いのもまた事実です。
いい会社だから高いけど買う。面白く人気のある会社だから高くとも買うはあっていいと思います。
ただそれはものさしを使えば高いと認識できると思いますし、高いと認識できれば高いことを留意した上での戦い方ができるのではないでしょうか。それが空中戦と知って空中戦を戦うならリスクは限定できます。

資産のものさし
収益のものさし
時間のものさし
人気のものさし
それらを使い高い安いのものさしを使いこなしてみませんか?
それらのものさしを使い会社を測り、測った会社測った株にあった戦い方が身についたら利益がついてきそうじゃないですか?

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