男性アーティスト曲を女性が歌う場合のKey設定

『想い出がいっぱい』の楽曲は、H2Oという男性二人組のデュオが唄う、1983年にヒットしたナンバーです♪

この楽曲を歌う機会があったわけなんですが、それに向けてKeyの設定をする必要があります。

なぜか?というと…

歌うのは『わたし』だからです。
わたしは女性。

H2Oは男性。

ということは、声域が男女で異なるので、自分に似合ったKeyで歌うためには設定をしなければなりません。

この楽曲はCメジャー(ハ長調)です。

楽曲内で使う一番高い音は『G』(ソ)でした。

一番低い音は『E』(ミ)。1オクターブ下の音階の(ミ)です。

つまり、わかりやすく述べると…

ミファソラシドレミ(ここまでが1オクターブ)さらに進み…ファソ。

この声域から成った楽曲です。

女性が歌う場合、だいたい一番高い音を『C』(ド)くらいに設定をすると、曲の中で盛り上がりを作れるかな~と思います。

そうすると、ソから半音を5つ分(鍵盤でいうと、黒→白→黒→白と辿ってドの位置まで数えると5個進む)と、なるわけなので、原曲Keyより♯5あげると歌いやすいKeyになるかな~。

ちなみに『♯』は半音1つ分となっています。

『♭』は半音づつ下がっていく進み方です。

このように、自分が歌いやすいKeyで設定をすることはとても大事で、自身が歌いやすいという理由だけでなく、聴いている人たちにも聞き苦しさを与えません。

自分の声域を知ることは、とっても大事なことだと思います。