歌唱アドバイス2.マイキング

もう6月に入りましたね。

今日は九州の方で梅雨入りしたと聞き、早いですね!

前回の歌唱アドバイス1.ブレスチェックからだいぶ月日が過ぎてしまいましたが、

今日はマイキングについて記したいと思います。

みなさんはカラオケBOXに行ったりしたとき、マイクの設定はどのようにしますか?

次からお伝えすることを実践し、ぜひ歌の上達に役立てていただけたらと思います。

1)マイクのエコーは切る

エコーがかかっていると、自分の声の大きさのコントロールがわかりにくくなります。

小さい声の時は発声量よりも発音重視となります。

エコーがあると発音がぼやけてしまうのです。

歌が盛り上がっていくサビなどでは、大きな声が必要となってくる場面も増えてきます。

エコーがあると、膨張しすぎてうるさく聞こえてしまいます。

エコーをかけたい場合は、ごく少量にすることをお勧めします。

2)声の大きさによってのマイキング

歌の出だし部分や、サビまでの間など、発声量を使わないような大きさのときは、

マイクは口に出来るだけ近づけます。

ポイントとしては、発声量よりも発音のキレ、小さな声でも歯切れが出せるよう

練習しましょう!

お勧めの練習としては詞を朗読する方法です。

ただ読むだけではなく、抑揚を付け、言葉のニュアンスを意識します。

発声量が必要になるサビや、盛り上がりクライマックス部分は大体、音も高い部分が

増えてきます。

音が高くなる=声の大きさが増す

これは自然なことなのです。

こういう場面で、先ほどのようにマイクが口に近すぎると声が割れて聞こえたり、

聞き苦しくなりますよね。

大きく声を出す場面では、こぶし1つ分くらいはマイクと口の距離を保つようにしましょう!

3)マイキングが上手なアーティスト

安室奈美恵、桑田佳祐などは上手だなぁ~といつも思いますね。

あとは演歌歌手の方々はマイキングなしでは聞けません!

演歌はささやき、語り、盛り上げなど、1曲の中で明確に仕掛ける必要がありますから。

マイキングのテクニックは案外、簡単そうに見えて難しいものです。

自分の声の発声量、発音の明確さ、これに着目し、トライしてみてくださいね♪