このブログのコンセプトは、まったりのんびりしながらちょっと得する株式投資です。
ですが、もっと手間暇かけられる。損をするリスクを許容もするからもうちょっと大きな利益も出るようにしたい。
そんな風に感じてきたら以下のようにしていけばその道が開けていくのかなあと考えているところを挙げてみます。
もちろん儲けようとするならリスクと向き合わなければなりません。
残念ながらそこはひっくり返せないのです。
・何よりもリスク管理
株式投資においてのリスク管理とはすなわち資産管理すなわち損をするときにどう損をするのかです。
言い換えれば利益より損失を見ることです。というより株価はコントロール出来ないので利益もコントロールできません。
利益をいくら見ても利益は思い通りにならないんです。思い通りにならないものを見てもいいですが個人的な楽しみ以上の意味なんて無いんです。
しかし損はコントロール出来るんです。損を確定させることあるいは、時間をかけることを覚悟すること。
確定した損はそれ以上広がりません。止血しない傷は致命傷になる恐れがあります。
・待つという選択をするのなら
損が広がっていくとき、時間をかける選択をとることはできます。しかしその選択は細心の注意と覚悟が必要です。
買値まで戻すその時間は数年、数十年にも及ぶかもしれません。そして待っている間に会社の価値が落ちて会社の価値は二度と戻らないかもしれません。それは株価も永遠に戻らない可能性があることを示します。
配当で回収する望みも配当廃止で絶たれる可能性もあります。それを乗り越えて戻してくれる、配当なりで回収できるという根拠があるときのみ正当化出来るんです。
その可能性を考えるんです。株価は見ないでください。しっかりそのモノ、会社を見て会社は大丈夫か?会社が持ち直すかを考えるんです。会社は大丈夫だしいずれ持ち直すと判断できるならそこで初めて時間をかける選択が取れます。いつかわかりませんが大丈夫な会社は正当な評価がされる時が来ます。
でもその会社の今と将来にその時付いている会社の値段以上の価値を見いだせないなら残念ながら止血するべきなんです。
・想定を裏切られた時のことを考える
人は未来を予想はできても当てることはできません。
あなたがどんなに幅広い見識を得てそれまでの予想が100%当たっても次の予想は外れる可能性があるんです。
予想が外れたら死ぬはいつか死ぬことになります。弾を避けられるスキルを身につけることはとても結構ですが弾に当たったら死ぬならばいつかは当たり死ぬ可能性を残すことになります。避けられなかった時に、弾があたってしまった時に怪我はしても大丈夫である必要があるんです。
大丈夫にする方法で最も確実なのは掛け金を下げることです。
・すべて取引と資産推移を記録する。
より利益を狙うとするなら自分のしている事を理解しないとダメです。ほんとにダメです。
すべての取引を記録してください。
さらにすべての取引の結果の合計資産推移も記録していってください。減っている時こそ記録してください。
最低でも、購入日、購入単価、購入株数、購入金額、売却日、売却単価、売却株数、売却価格、損益額、買った時の理由、売るときの理由は必要です。
自分が何をしているか明らかにするためです。時々見返しては分析反省をしてください。
利益が伸びない損をする取引には原因があります。それの傾向をつかみそんな取引をしないようにすれば損を減らし利益が伸びます。
使うのはエクセルがいいでしょう。いまエクセルが使えない様でしたら覚えてください。より儲けようと思うなら必要なことです。
自ら必要な項目は自分で考え追加するのがいいと思いますが管理人が使用しているエクセルのテンプレートをアップロードしました。
こちらです。
・買う理由、売る理由を明確にする。
理由もないのに買う、理由もないのに売るのはダメです。
その先には利益の出たことにも損が出たことにも原因が求められないという状況が待っています。
その先に大きな利益なんてありません。再現性なんてありません。
自分の理解していないことで高い利益が出るはずもないですし損を予期し回避することもできないんです。
・学ぶ、勉強する。
より儲けようと思うなら、損を避けようと思うなら、戦い方を知ってください。それも儲け方ではなく守り方を知ってください。弾の避け方を知らなければ鉄砲の弾はあなたを貫くでしょう。弾に当たった時のダメージを知らなければ当たった時に致命傷を負うでしょう。
そして考えいく必要もあります。こういう時にはこうすればいいなんて方程式はありません。方程式を覚えて何とかなるほど単純ではありません。知恵が必要なんです。
そしてそれらを身につけていくのには知識が必要です。考えていく知恵を持つためには知識が必要なんです。学ぶ手間を惜しまないでください。関心を捨てないでください。
もし関心を持てない手間をかけられないと思うなら適正はありません。儲けようという考えは捨ててください。
それでものんびりやってちょっと得するぐらいならできます。
・自分の道具を見つける自分の道具の使い道を知る。
投資にはいろんな道具というか手法があります。手法によっては正反対のことが正解の時すらあります。
自分にはなんの道具が適しているかという視点を持ってください。そしてその道具は何なのかを知り使い方を理解する姿勢を持ってください。
そうしないとあなたの耳の入る情報はいずれも正しく聞こえて自分にとって要らないものを取り入れてしまうかもしれません。
鍬を使う人の言うことを聞き猟銃で畑を耕しても良い畑なんてできないですし鹿も撃ち漏らすでしょう。
とりあえずこれを書いた時点の自分はこんなものかなと思います。
かくいう自分も勉強中のところですしおそらく終わりのない世界です。
加えてですが基本的にはこのブログ自体はあまり儲けることは狙わずまったりのんびりしながら行う投資を目指してますということで。
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