2006年5月28日の日記より


すっごく久しぶりの日記です。
日頃、いろいろ想いにふけったりしながらも
ゆっくりと自分の心に向き合う時間がなくて…
かと言って、精神的に追い詰められている訳ではありません。

「あたし自身が歌う」という事について改めて思い返しています。

昨日の昼下がりのFMで、元ルナシーのボーカル河村隆一さんが話していました。
9年前の自分は、ルナシーとしてのバンド活動がとても忙しく、
それに付け加え、自分の力を試したい!と、ソロ活動も始めた。
そんな時期で、大変多忙な日々を過ごされていたようです。

バンドとしての活動は、「ルナシー」というグループの一員。
メンバーあっての自分。
それに対してソロになると、そういう今まで守られていた自分の位置だとか…
イメージだとか…
まったく剥ぎ取って、裸の自分を個人として見せていくことになります。

その不安や恐怖…が河村さん自身もあったようです。

これはまさしくアタシも同じで、始めはユニットで始めた活動も…
自分の音楽を創作して行きたくなり、結果的にソロになりました。
始めは自分の力の無さに落胆する時もしばしば。
いろいろな場面において、人に頼れないという孤独感。
でも、自分自身をそういう孤独感の中に置くという機会こそが、
今のアタシを生み出しました。
いろいろな楽曲を、言葉を生み出させました。

人って、時には一人になることも大切だと思うのです。
人の中に居続けると、本当の自分の性質が見失いがちにもなってくる。
そんな気がします。

河村さんは、こうも言っていました。
幼稚園児の頃から、人前に出て歌うことが好きで…
ドキドキと緊張しながらも、それが快感になっていた。。。
実は、アタシもまったく同じなんです。
人前に出ることが好きなんです。

『人生、勘違いした者の勝ち』
こうも、言っていました。
………同感!!

『勘違い』の質はいろいろありますが、「+」に変えていける、
そんな「勘違い」は大いに結構だと思うのです。

そして今日、こうして日記をつけよう!と決定付けたのは…
あたしが3年少し前に発表したCD音源を「今も聴いています」
という方から、メールを頂いたのです。
その内容がとても嬉しく、今のあたしに活力をもたらしたのです。

やっぱり、あたしはこれからも歌って行こう!と強く思うのです。
もちろん音楽なしではあたしは生きていけないので…
あたしの楽曲が、歌声が、時を隔てても誰かの元で鳴っている。
少しの時間や空間でも構わない…
何かの力に慣れたら…と
今も昔もそういう気持ちが心に根付いています。

この声が、媒体となって誰かを救う。
そんなことが出来たら、本当に嬉しいのです。

好きなように生きるのは難しいものです。
でも、難しくても、信じる力と努力が備わっていれば出来ます。

まだまだ未熟で、つたないアタシでも、自分を掘り下げて
いろんな可能性を見いだして行こうと思うのです。

アタシだけではなく、貴方自身も出来る事です。

あぁ~~なんだかピアノが弾きたくなりました♪
これから新曲を煮詰めます。
また、みなさんの元に、必ずこの声をお届けしますからね!