昔の自分は、今こんな風に暮らしているなんて、
きっと考えてもいなかったことでしょう。。。
そう感じる節目が、時々あります。
東京暮らしを離れて、1年半は過ぎました。
東京での暮らしは本当にいろいろな事が詰っていた月日でした。
もともと知人もいない、そんな状態の中で上京し、
見るもの、触れるもの、出会うもの、初めての街、暮らし…
全てが新鮮で、でもものすごく孤独で不安で、
電話代が当時、月に3、4万円はかかった事もありました。
もっぱら食べ物と言えば、
スパゲッティーを茹で、缶詰のコーンを混ぜる。。。
炊いたご飯に醤油をかけて食べる。。。
そんな感じの食生活でした。
とにかく音楽を学びたくて上京し、お金も無かったので、
これが自分にとっては普通の暮らしに思えていました。
この頃のあたしは、とにかく貪欲で、音楽理論の勉強や作詞をしたり…
FMをよく聴いては、いろんな音楽に触れていました。
そうこうしているうちに、かけがえの無い仲間たちとも出会い、
そして自らの言葉や旋律で音を発信することが出来、
そんな場を数多く与えられ、
今に至ります。
東京での生活は、時間に追われている日々でしたが、
それでもとても充実していました。
次から次へと「やりたいこと」が出てきて、
それがあたしを大きく動かす原動力となって、
そして今の自分に至ります
出発はどうであれ、自分の「動き」次第で、どこにでも行ける。
やりたい事を諦める姿勢は、もはや今のあたしにはありません。
とてもつらく、悲しい事にも、たっくさんの涙を費やしましたが、
それでもなんとか乗り越えてきました。
「人間」って、根底にはとてつもなく“スゴイチカラ”が存在してる。
そんな気がしています。
それに気付くのは、結局は自分自身ですが…
気付かずに一生を終えてしまう人もいることは否定できません。
何かのせい、誰かのせい、、、
こういう押し付け合いはしたくはないので、自分のことは自分でやりとおす。
そして
守って行きたいものには、そっと見守る姿勢も忘れずに…。
東京を離れてから、自分と向き合う時間がたくさんあります。
「こんなことが出来るのか~!!」と、客観視することもあります。
自分が今いる場所は、きっと導かれて来ている場所なのです。
どこにいたって自分の本質は変わりません。
自身が“これだ!!”と感じたものを生活に取り入れていく。
これはきっとこの先も変わりません。
昔の自分が今、こんな風に暮らしているなんて思ってもみなかったでしょう。
未来の自分が、もっと大きく今よりも成長している事を願って、
そのためにも今、自分が努力すべきこと、やるのみです。
結局、今ある自分も、未来の自分からすれば「過去の自分」になる。
1年後、5年後、10年後の自分がどんな人になっているか?
とても楽しみです。
今の自分が全てではありません。
過去から歩んできた自分、そして今に繋がっている。
また先に繋がっていく。。。
目では見えない“地点”がたくさんあるものです。
そう考えてみれば、今、どこにいようが関係ないような気がするわ。
どこにいても、誰といても、自分がここにいる。
それが現実です。