今日は、ある生徒さんのレッスンでした。
その生徒さんが1時間半の間に、みるみる感覚をつかみ、
わたしは自分の事のように嬉しくって、
はしゃいでしまいました!!
発声面では、感覚として、声の響かせるポイントをつかみ、
発音面では、言葉のアクセントの実践を繰り返しました。
始めに歌った時と、
レッスンの最後に歌った時では、見違える歌になっていました。
教える側のわたしが手本を見せ、生徒さんは耳で、体で感じ取る。
次に、2人でユニゾンで歌う。
(※ユニゾンとは、同じメロディーラインを重ねて歌うことです。)
そうすると、声の出し加減や、言葉のアクセント感、
声のトーン、伸ばし加減など…
実感として把握しやすくなるようです。
わたしはレッスンの際、課題曲は必ずコピーして、手本を示すようにしています。
レッスンって、1つの作品ですからね。
その人に合った内容で進めて行きながら、向上できるよう、アドバイス指導をしています。
わたしは、生徒さんと共にレッスンを通して、
喜びや試練を分け合っていける、この仕事が心底好きなんだな~と、
今日も実感したのでした。